クアラルンプールMarriott Bonvoyホテルホッピング5軒目・ブキッ・ビンタン2軒目はThe Ritz Carlton Kuala Lumpur(リッツKL)です。
よく「世界一安いRitz」と言われるリッツKLですが、”コスパ最高”なのか”それなり”なのか?
マレーシアの物価安と高級ホテルの宿泊費安の一般事情もありますが、リッツKL独自のワケ(理由)もありそうです。
その辺のワケを追って見て行きましょう。
リッツKLのロケーション
電車利用の場合、モノレールかMRTのブキッ・ビンタン駅から徒歩7~10分程です。
空港から直接来る場合、ネット上では60分との情報が一般的ですが、時間帯にもよりますが大繁華街のブキッ・ビンタン周辺は常に渋滞が激しく、door to door60分で到着するのは至難の業だと思います。
特に、復路空港に向かう場合は十分に時間に余裕を持つことをお勧めします。
我々は、The Westinからの移動でしたので徒歩です。
The Ritz Carlton Kuala LumpurはThe Westinの裏側、賑やかなブキッ・ビンタンの通りから少し(100m弱)小径を入った処にあります。
The Westinのドアマンが我々のスーツケースを持って、私道を通ってThe Ritz Carltonまで連れて行ってくれました。所要時間3分。
リッツKLの外観・館内
The Westinから撮影しました。左がClub Wing、右が一般棟です。




1990年代の開業でかなり年季が入っており、良く言えば重厚で厳か、悪く言えば設計が古ぼったく館内が迷路のようで迷子になることも。
一般棟からClub Wingに通じる通路が無駄なスペースに思えます↓↓↓


通路に豪華なソファーが置いてある、ここで寛ぐ人がいるのかな?


リッツKLのチェックイン
一般棟宿泊者は一般棟で、クラブレベルを予約していると、Club Wingのレセプションでチェックインできます↓


一般棟とClub Wingはエントランスが別々なので、一般棟から入るとエスカレーターで1階上がり今度はエレベーターで1階下りClub Wingのレセプションに行くことになります。
Club Wingに直接行く場合は、Club Wingのエントランスは鍵がかかっているので、ドアマンに名前を告げ開けてもらいます。


リッツKLのエグゼクティブ デラックスキングルーム,クラブレベル
エグゼクティブ デラックスキングルームのベッドルーム&リビングルーム
アップグレードは無く、45㎡/広さ充分の客室です。
Club Wingのレセプションの方がそのまま部屋までエスコートしてくれて、記念撮影をしてくれました。リッツクォリティーのサービスですね。


45㎡あると、バスルーム・クローゼットにも十分なスペースが確保でき、快適な滞在ができるね

ドレッサーもあって、このお部屋はとっても気に入りました




記念日宿泊と事前にホテルに伝えておいたら、タオルアートとプレゼントを用意してくれていました。

手の込んだタオルアートだったわね

リッツのホスピタリティーを感じたね


エグゼクティブ デラックスキングルームのバスルーム
白色基調で大理石をふんだんに使った広々としたバスルームですね。





バスソルトが置かれていました、なんとなく高級感を醸し出していますが、何か効果はあるの?


トイレットペーパーをリッツのロゴ入りテープで封をしているのは”流石リッツ”


エグゼクティブ デラックスキングルームのミニバー&クローゼット

クラブラウンジが利用でき、バトラーサービスもあるので、ミニバーはお飾りだね
最近はホテルに置いてあるミネラルウォーターは瓶入りが多くなりました。持ち出すには小さなペットボトルを用意しておくと便利です。




ウォークインクローゼットになっており、ドレッサーもあります。大きなスーツケースを2つ余裕で置けました。



<ラグジュアリー?と感じた3ポイント>

バスローブの画像をご覧ください。
ラグジュアリーホテルなのに・・・・・と残念に思うことが3点あります。
① バスローブにリッツのロゴが無い
② 画像では分かりませんが、タオルがしょぼくれている
③ スリッパにフカフカ感が無い
ラグジュアリーホテルか否かを判別する3点ではないかと、アラ古希ファンキーオヤジは思うのですが・・・
wake up callと共にコーヒーのサーブ
Club Wing guestの特典の一つに「モーニングコール時にコーヒーのサービス」がありますので、利用してみました。

目覚めと共に淹れ立てのコーヒー、という贅沢ができました


リッツKLのクラブラウンジ

「リッツのクラブラウンジ」は期待が大きかっただけに、残念な内容でしたが、その詳細は別記事「リッツカールトンクアラルンプールのガッカリな”憧れのクラブラウンジ”【ラウンジレビュー】」をご覧ください↓↓↓
リッツKL「Tha Cobalt Room」での朝食
リッツではプラチナエリートホルダーでも朝食は付きません。
今般はClub Wing gustの特典でいただけました。
尚、有料の場合、朝食料金は60MR++(約2,200円)だそうです。
Tha Cobalt Roomの雰囲気
とても広いですね。これだけ広いといつ来ても満席のことはないでしょう。






Tha Cobalt Roomのビュッフェスタンド
料理の種類は「これでもか」という位、豊富です。
↓↓↓料理の数々はスライドショーでご覧ください↓↓↓
↑↑↑料理の数々は画像をスワイプしてご覧ください↑↑↑
我々のチョイス
料理の種類が多く選択肢が豊富なのはいいですね。
人の味覚は夫々ですが、アラ古希ファンキーオヤジにとってお味はフツーでした。2,200円のそれなりのお味と言っては失礼でしょうか?







リッツKLのその他のファシリティー
ホテル内「麗苑」でのランチ
ネットで美味しいと評判だったので、行ってみました。
ホテルのレストランらしく高級感が漂い、お味も大変美味しかったです。





揚州チャーハンが絶品という評判は本当でした


スイミングプール
スイミングプールは4Fに2つあります。

我々は泳がなかったので、画像のみで失礼します


スモーキングスポット
クラブラウンジのテラス席が喫煙席になっていました。

もう1つクラブラウンジの1つ上の階が「The Smoke Room」でした。豪華なソファーがありました。


リッツKLのプラチナ特典
主な特典
① お部屋のアップグレード→今回はありませんでした
② ウェルカムギフト 1,000P
③ ベースポイント(1,890P)に50%のボーナス(945P)
④ レートチェックアウト←今回は16:00までOKをもらいましたが、13:30頃チェックアウトしました
リッツでは適用されない特典
① クラブラウンジへのアクセス
② レストランでの朝食
③ クラブラウンジフロアーでのチェックイン・アウト
⑥ 1滞在中、3アイテムのプレスサービス
リッツKLの料金
Marriott Bonvoyのプラチナエリート以上の上級会員は、ほとんどのホテルでクラブラウンジにアクセスできますが、
前述の通り、リッツはプラチナエリートではアクセスできず、アクセスするにはクラブレベルを予約しなければなりません。
クラブレベルを予約すると「Club Wing guest」となり、他のホテルのプラチナエリートと同等の特典を受けられます。次章を参照ください。
※ チタンエリート以上はクラブラウンジアクセスと朝食が付くという未確認情報があります。
Club Wing guestの特典
<主な特典>
① クラブラウンジへのアクセス
② クラブラウンジフロアーでのチェックイン・アウト
③ Tha Cobalt Roomでの朝食
④ 24時間バトラーサービス
⑤ 1日3アイテムのプレスサービス
⑥ モーニングコール時にコーヒーのサービス
⑦ その他

予約時の料金
せっかく”天下のリッツ”に泊まるので、クラブラウンジにアクセスできるクラブレベルを予約しました↓↓↓
1,136MR(約36,000円)
尚、シニア割引の設定はありませんでした。

その時の素泊まり(朝食・ラウンジアクセス共無し)の料金は以下でした↓↓↓
852MR(約27,000円)、その差は284MR(約9,000円)ですね。

予約日が近づいて来て、料金をチェックしていると、下記の「スペシャルオファー&パッケージ」が目に留まりましたので、予約変更しました。
料金自体も安くなる上に、5,000Pボーナスポイントも貰えます。


ポイント獲得後の実質料金
諸々のボーナスポイントが含まれますが、還元率が30%を超えています。
こんなにたくさんのポイントが貰えるプログラムはなかなか他には無いのではないでしょうか?!
尚、マリオットポイントは1P=1円以上で使えます。と言いますかアラ古希ファンキーオヤジは1円以下の場合はポイントを使わず有償宿泊します。

ランチ210MRを除くと、実質22,000円/1室、11,000円/1人でしょ?!
コスパ最高なんじゃない?

その通りなんだけど、やはり”Ritz”のブランドを考えると、辛口の評価になってしまうね

(注1) 宿泊税が1泊1室10RM別途かかります。
(注2) ホテル内中華レストラン「麗苑」でのランチ210MR(約6,700円)を含む
(注3) 「Promo Bonus」6,000Pは「2024年2月13日から4月29日までの滞在が対象で、有償宿泊1泊ごとに1,000ボーナスポイントとボーナスエリートナイトクレジットを獲得できるプロモーション」の1,000Pと
リッツKL独自の「スペシュアルオファー&パッケージ」の5,000P
(注4) BasePointは米ドル建てのネット金額(除;税・サ)1ドル当り10P付与されます。今般232ドルに対し何故1,890Pしか付与されなかったのかは不明です。
Marriott Bonvoyの入会・ホテル予約は【最安値保証】のある下の公式ホームページからどうぞ↓↓↓

YouTubeにもアップしました
YouTubeにVlogをアップしましたので、是非ご覧ください↓↓↓
リッツKLのまとめ
「世界一安いRitz」は”お得”感よりも”それなり”と感じてしまいした。
ファシリティーは重厚感はあるものの”古ぼったい”印象、アメニティーは高級感に乏しく、スタッフの対応もマチマチでした。
ホスピタリティーある対応をしてくれたスタッフはほんの一握りでした。
Tha Cobalt Roomでの朝食・クラブラウンジのフードプレゼンテーションについては、感動はあまりありませんでした。
客室は満足のいくクオリティーでしたが、ファシリティー・スタッフのサービス・食事・アメニティーどれをとっても、”流石リッツ”と感じることは稀でした。
The WestinやLe Méridien・Sheratonはブランドクオリティーはそのままに”世界一安い”を実現していると感じましたが、The Ritz-Carltonはちょっと残念なクオリティーでした。
1人11,000円のホテルと考えれば高コスパですが、やはり”Ritz”ブランドのプライドを見せて欲しかったところです。
かなり辛口のレビューになってしまい失礼しました。
「さすがリッツ」「やっぱり、リッツは最高」だったリッツ東京の宿泊記はこちら↓↓↓
<クアラルンプール>
ACホテル・クアラルンプール<2024/2>
シェラトン・インペリアル・クアラルンプールホテル<2024/2>
ルメリディアン・クアラルンプール<2024/2>
ウェスティン・クアラルンプール<2024/2>
ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプール<2024/2>
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ホテル・ストライプス・クアラルンプール、オートグラフ コレクション<2024/3>
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<バンコク>
アロフト・バンコク・スクンヴィット11<2022/12>
JWマリオット・ホテル・バンコク<2022/12>
ウェスティングランデ・スクンヴィット,バンコク<2022/12>
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バンコク・マリオット・ホテル・スクンヴィット<2024/2>
ファーポイントバイシェラトン・バンコク,スクンヴィッド15<2024/2>
ウェスティングランデ・スクンヴィット,バンコク<2024/2>
<ソウル>
JWマリオット東大門スクエアソウル<2024/12>
コートヤード・ソウル南大門<2024/12>
ルメリディアン・ソウル・明洞<2024/12>
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<東京>
ウェスティン横浜<2024/9>
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ザ・リッツ・カールトン東京<2024/5>