2022年6月の開業当初、マネージメントに混乱があったようで「ヤバイ」との口コミが出回っていたようですが、2年以上経過し、その痕跡は皆無とは言えませんが今はすっかり落ち着き「いいホテル」になっていました。
2024年9月の平日の宿泊記です。
旧SPGのThe Westinは横浜が国内6軒目、世界には約250軒あるそうです。
ウェスティン横浜のロケーション
ロケーションが横浜なので、車で行かれる方が多いと思われますが、公共交通機関で行く場合の最寄り駅は東横線と乗り入れているみなとみらい線「みなとみらい」駅です。
地下駅からは「MARK IS みなとみらい」ビルの中を通って行くと若干近道になりますが、初めての時は分かり難いので「EXIT 1」から地上に出たほうがいいでしょう。直ぐにホテルは見えるのですが、歩くと7~8分かかります。
ウェスティン横浜の外観
”人工都市(埋立地)・みなとみらい”なので、街全体が何か無機質に感じますが、ウェスティン横浜の外観も良く言えば「現代的・モダン」、悪く言えば街の印象と同じ「無機質」です。(アラ古希ファンキーオヤジの独善的感覚)
1F:到着ロビー
3F:ダイニング
4F:バンケット・会議室
5F:フィットネス・スパ
13〜22F:ホテル客室(373室)
最上階の23F:レセプションとダイニング・バー・ロビーラウンジです
尚、1Fにはポルシェディーラーが入居、6〜12(エントランスは1F)は別経営のレジデンス「The Apartment Bay Yokohama」です。
ウェスティン横浜のエントランス・レセプション
1F エントランス
1Fエントランスにはソファーがいくつかとコンシェルジュカウンターがあるだけなので、ひっそりとしています。
天井が高く一部4階まで吹き抜け、和モダンを意識した木目格子。水盤に灯籠風の照明や、水引を編んだようなオブジェが印象的です。
エントランス右側にエレベーターがありますが↓↓↓ 左が客室・クラブラウンジ行きでエレベーターホールに入るにはルームキーが必要です。
右は3F~5F(レストラン・宴会場等)、23F(レセプション)行きです。
このエレベーターは最新式で、カードをかざすと行けるフロアーが点滅する優れモノでした。
クラブラウンジへアクセスできる客は自室とクラブラウンジフロア(22F)が点滅します。
23F ロビー・レセプションフロア
高い天井に見事なシャンデリアとレセプション後方のグリーンウォールがアクセントになり、大理石の床・柱と相俟ってモダンでありながらラグジュアリー感を醸し出しています。
23F レセプションフロアには3つのフードショップがあります。
エレベーターホールを挟んで西側にはミーティングデスクと箱庭がありました。
こちらのシティビューは近くに高いビルがなくナイスビューですね。この日は見えませんでしたが、富士山が見える日もあるそうです。
ウェスティン横浜へチェックイン
我々は午後2時頃ホテルに到着しましたが、たまたまホテルスタッフが数人エントランスで待機しており、名前を告げると、「チェックインは22Fクラブラウンジでどうぞ」とエレベーターまで案内してくれ、22Fのボタンを押してくれました。
尚、一般客は23Fのレセプション、プラチナエリート以上の会員とクラブフロア宿泊者は22Fのクラブラウンジでチェックインします。
ウェスティン横浜のベイルームキングのルームツアー
予約はボトムのデラックスルーム(シティビュー)でした。面積(42㎡)は変わりませんが1段階(ベイビュー)のアップグレードがあった由。
シティビューだと、晴れていれば富士山が望めるそうなので、ベイビューが上位クラスかは微妙だね
”ベイビュー”と言っても、”ベイ”をほんの僅かしか見えないしね
最新ホテルなので、客室フロアの廊下も幅に余裕があり、高級感が漂っています。
ベイルームキングのベッドルーム
部屋に入ると、電動カーテンが自動に開く演出が仕掛けられているのですが、逆光で撮れなかったので、カーテンを閉めて撮り直しました。
42㎡あるにはベッドルームが少し狭く感じたのは、バスルームに比較的多くの面積を割いているせいでしょうか?
まずは動画でお部屋の全体像をご覧ください↓↓↓
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アイボリー・ベージュの壁面の優しい色使いと和モダンを意識した木目調、
オシャレでモダンなお部屋ねー
ベッドにもなる大きなソファーとワーキングデスクにもなるこれまた大きなテーブル。これらの立派な家具も部屋を狭く見せている要因かもしれません。
ラベンダーバームをこめかみに塗布し寝ると、不思議に寝つきが良くなり、アラ古希ファンキーオヤジは愛用しています
ベイルームキングのミニバー&クローゼット
”勝者の証”エスプレッソマシンもありますが、クラブラウンジへアクセスできる滞在では、無用の長物になってしまいますね。
冷蔵庫内にドリンクが入っている部屋と空の部屋があるようですが、どうしてかは分かりません。
因みに、料金は~~~
ビール:700円(税・サ込み)
ソフトドリンク:500円
スナック:500円前後
利用はしませんでしたが、ラグジュアリーホテルとしてはリーズナブルなのでは・・・
ミネラルウォーターは画像の通り、サステナブルチックに瓶入りです。
この瓶の蓋が開けにくいとSNSで語られることが多いようですが、説明に書いてある(水平に引いてからもち上げる)通りにやれば、簡単に開けられました。
バスローブはロゴ入り、スリッパにはロゴがないもののワッフル地で履き心地良し。
そう、ここは日本、当たり前にパジャマの用意があります。
ベイルームキングのバスルーム
スッキリとした使いやすいバスルームです。
バスルームへは廊下側とベッドルーム側どちらからも出入りできます。どちらも引き戸なので使い勝手も良いです。
シャワーブース分離型ではなく、日本式の風呂場スタイルです。
女優ミラーはとても使い勝手がいいようです。
光の当り加減が絶妙で、本当に女優になったような感覚になりました
洗い場の椅子も座ったままシャンプーができたり、これまた使い勝手がよかったようです。
トイレは扉があるとは言え、曇りガラスなので、洗面やシャワーと同時使用は困難か?
ここは日本、最新式シャワートイレが当たり前に備わっています。
バスタオルもバスローブもWestin自慢のheavenlyブランド。
こちらもWestinのオリジナルの香り「White Tea」
バスアメニティーもひと通り揃っています。
ベイルームキングからの景観
シティービューの部屋からは晴れていれば富士山が望めるようですが、こちらベイビューからはビルの谷間に僅かに申し訳程度に海が見えるだけでした。
窓から一面にベイが見える訳ではないので、”ベイビュー”と言うより”ビルビュー”と言った方が相応しいように思います。
繰り返しになりますが、やはり「ベイビュー」より「シティービュー」の方が上位の景観だとアラ古希ファンキーオヤジは思います
ウェスティン横浜のクラブラウンジ
明るく広いモダンテイストのクラブラウンジにつきましては、下の記事をご覧ください↓↓↓
ウェスティン横浜の朝食
朝食会場は3Fにある2つのレストラン「ブラッスリー・デュ・ケ」(奥)と「喫水線」(手前)を合わせたスペースで、奥に深くかなり広ーい。
我々は7:30頃行きましたが、奥のデュ・ケサイドは7割がた席が埋まっていましたが、手前の喫水線サイドは空き空きだったので、こちらに陣取りました。
ざっと見た感じ~日本人6割、アジア系外国人3割、白人系外国人1割といったところでしょうか。
「インバウンドが史上最高」のような報道があるわりには、外国人比率が低いと思いました。
尚、プラチナエリート以上の会員はウェルカムギフトからの選択で朝食無料になりますが、有料の場合4,500円(税・サ込)の由です。
ネット上には3,900円や4,200円の情報があったけど、スタッフに確認したところ、2024年9月現在は4,500円とのことです
2人分9,000円が、プラチナ特典でタダになのね、
プラチナエリートって、やっぱり凄ーい!
朝食会場のビュッフェスタンド
喫水線サイドにはサラダ・シリアル・ジュース・フルーツ・和食・・・・・
DuQuaiサイドにはパン・ホットミール・エッグステーション・・・・・
喫水線サイドのビュッフェスタンド
ビュッフェスタンドの料理の数々はスライドショーでご覧ください↓↓↓
料理の数々は上掲画像をスワイプしてご覧ください↑↑↑
DuQuaiサイドのビュッフェスタンド
ビュッフェスタンドの料理の数々はスライドショーでご覧ください↓↓↓
料理の数々は上掲画像をスワイプしてご覧ください↑↑↑
我々のチョイス
朝食の正直な感想
評判のいいウェスティン横浜の朝食ですが、アラ古希ファンキーオヤジの評価は星2つ(3段階)でしょうか?!(エラそうにスイマセン)
1品1品の料理は”流石ウェスティン”と思わせレベルが高いのですが、クラブラウンジもそうなのですが品数が少ないのが難点だと思いました。
ウェスティン東京や東南アジアのマリオット系ホテルと、ついつい比較してしまうのですが、品数が圧倒的に少ないと感じました。
特に洋食系のホットミールは5~6種類、アジアでは20~30種類あるところもあるからね
美味しいと評判のエッグベネディクトを食べ忘れたり、人気のスフレケーキはフワフワ感がなくフツーのお味だったこともマイナスポイントでした。
食べ忘れはあなたの落ち度でしょ
そうなんだけど、客が気が付く所に置いてなかったということ
確かに、評価の高いスフレは残念でした
ウェスティン横浜のその他のファシリティー
Fitness Studio
24時間オープン、宿泊者は無料、入口で「免責同意書」にサインしてルームキーをかざすと入室できます。
ミドルサイズのフィットネスセンターですね。見る(撮る)だけです。最新マシンがズラーと並んでいます。
尚、スイミングプールは宿泊者でも有料になり3,300円(大人)ですが、プラチナエリート以上の会員はウェルカムギフトから選択することもでき、無料になります。
我々は朝食を選択しましたので、スイミングプールへは行っていません。
Smoking Room
喫煙室は4Fエレベーターホール直ぐ前にありました。
外に出ずホテル内で喫煙できるのは、スモーカーにとってはありがたいですね
ウェスティン横浜のプラチナ特典
<主な特典>
① お部屋のアップグレード→今般は「シティービューから「ベイビュー」へアップグレード
② クラブラウンジへのアクセス(06:30~22:00)
③ ウェルカムギフトは下記4択
・マリオットポイント1,000P
・レストランでの朝食→今般はこれを選択
・ウェルカムドリンク
・スイミングプール入場
④ ベースポイント50%のボーナス→今般はポイント宿泊の為、なし
※ ベースポイント:米ドルベースの宿泊料金(除:税・サ)1ドルに付き10P
⑤ クラブラウンジでのチェックイン・アウト
⑥ レートチェックアウト→16:00までOKをもらいました
尚、他のホテルでよくあるランドリーサービスやプレスサービスはありませんでした
ウェスティン横浜の宿泊料金
今般はポイント宿泊を利用
Marriott Bonvoy Amex Premiumカードの無料宿泊特典を利用して宿泊するつもりで検索してみると、以前は5万ポイント前後が多かったウェスティン横浜の必要ポイント数が3万ポイント台だったので、手持ちのポイント宿泊に切り替えました。
無料宿泊特典は50,000ポイントまでのホテルに1泊できる特典ですが、30,000ポイントのホテルでもおつりは出ませんし、25,000ポイントのホテルに2泊できる訳でもありまん。
手持ちの15,000Pまで追加でき最大65,000Pのホテルに宿泊できます。
従って、50,000~65,000Pのホテルで使うのがポイント価値を最大化でき、30,000Pのホテルで利用するのはもったいないのです。
33,000Pなら高コスパですが、75,525円の有償宿泊は”相当高い”ですね
ポイント価値
今般のポイント価値は53,599÷33,000=1.6
プラチナ会員にとっては75,525÷33,000=2.3
と、目安の「1」を大幅に上回っており、とてもお得にポイントを使うことができました。
Marriott Bonvoyの入会・ホテル予約は【最安値保証】のある下の公式ホームページからどうぞ↓↓↓
ウェスティン横浜のまとめ
開業して2年の新しいホテルなので、どこもキレイで最新式・モダンテイストがとても気持ちいいですね。
ラグジュアリーでありながらアーバンチックで上質な滞在が叶いました。
食事に定評のあるウェスティンブランドですが、料理のクォリティは流石ですがクラブラウンジも朝食もビュッフェの品数がイマイチでした。
一部”アレッ”と思うサービスもありましたが、開業当初の混乱は収まり、僅か33,000ポイントでこんな快適な滞在ができ満足、そして感謝。