今回の「バンコクでMarriott系ホテルホッピング」も最終4軒目のホテルとなります。
Royal Orchid Sheraton Hotel & Towersは1980年代の開業、約40年の歴史のある老舗で、バンコクの街を縦断する大河チャオプラヤー川沿いに鎮座する28階建726室を有するリバーサイドの大型ホテルです。
チャオプラヤー川沿いには世界的なホテル評価で常に上位に選ばれるタイ最高級のホテル、世界のVIPや要人も宿泊するマンダリンオリエンタルをはじめ、川を見下ろす高級ホテル群が建ち並びます。
ザ ペニンシュラ バンコクやシャングリラ・ミレニアム ヒルトン バンコクもリバーサイドにあるホテルです。
ロケーション・アクセス
我々は3軒目のWestinからGrabを呼び、向かいました。30分800円位でした。ホテルは一方通行の狭い道に面しており高級ホテルには相応しくないアプローチです。
最寄り駅
最寄り駅はBTSスカイトレインのサパーンタクシン駅(徒歩20分以上)あるいはMRT(地下鉄)フアランポーン駅(15分以上)ですが、荷物を持っての歩きは現実的ではないですね。
ボートの利用
BTSサパーンタクシン駅から送迎ボートが出ていましたが、現在(2022年12月)は運航を休止していました。
また、2020年にBTSゴールドラインが開通し、対岸のアイコンサイアムの目の前にチャルンナコン駅が出来ましたので、そこからアイコンサイアム⇄ホテル隣接の船着場のボートでホテルに来るという手もありますが、やはり荷物を持ってはキツイですね。
従って、ホテルへのチェックイン・アウトの折はタクシーかGrabカーの車一択になってしまいます。
このホテルからの行動プラン
アイコンサイアム(ICON SIAM)
ホテル対岸にあるのが2018年に開業したタイ最大級の巨大ショッピングモールのICON SIAMです。
ICON SIAMへはホテルに隣接している船着場から15分毎に出ている無料シャトルボート (乗船時間3分)を利用できます。
我々は2泊3日の内2回行きました。2日通っても全てを回り切れない程の巨大さです。
セントラルビレッジ(CENTRAL VILLAGE)
Grabカーに乗って2020年に開業したアウトレットモールのセントラルビレッジへ行きました。
片道1時間前後、Grabカーの料金は片道2,000円位と結構掛かりました。
ロビー・フロント
風格あるロビー
さすがに開業40年の老舗ホテル、天井が高く歴史を感じる重厚感と風格、落着いた趣です。
SheratonはMarriott Bonvoyの4つのカテゴリーの内2番目の「プレミアム」に分類されている五つ星ホテルですが、いかんせん築後40年、経年減価が進んでおり重厚感と風格があるとは言え残念ながらラグジュアリーという表現を使うのは憚られます。
今回の予約はポイント宿泊+有償宿泊
今回は1泊目ポイント宿泊、2泊目はクラブフロアの有償宿泊と変則的な予約をしています。
何も考えずにノーマルルームの予約でクラブラウンジのアクセスが出来るプラチナエリートを早く手に入れたいものです。
アラ古希ファンキーオヤジは2022年4月にMarriott Bonvoy Amex Premiumカードに出会い、その後Marriott系ホテルに宿泊するのは今回の「バンコクでMarriott系ホテルホッピング」が初めてです。
自宅に老犬を飼っており暫くは長期間連泊の宿泊は難しく、プラチナエリートの獲得に必要な宿泊実績35泊(あるいはプラチャレによる16泊)は当面は諦め、2023年に400万円決済でのプラチナエリート獲得を目指そうと思っています。
チェックイン、1ランクのアップグレード
14:00頃、チェックインし、1泊目はポイント宿泊のノーマルルームですが23Fのプレミアムデラックスをアサインされました。ゴールドエリートの特典で1ランクアップグレードしてくれたのでしょう。
2泊目はクラブフロアの予約なので、クラブデラックスの客室タイプに移ることも可能と言われましたが、1泊毎のパッキングは煩わしいので、辞退しました。
このホテルは726室を擁する大型ホテルですが客室タイプは多くはなく、デラックス・プレミアムデラックス・クラブデラックスは階数(眺望)の違いで部屋の面積は同じ36㎡なのも辞退した理由です。
お部屋
高級感に乏しいベッドルーム
33㎡のJW Marriott、42㎡のWestinの中間の36㎡です。窮屈さは感じませんが、五つ星ホテルの部屋としてはゆったり感がないですし、特段の高級感も感じない、いたって普通の客室です。
40年の年輪のなせる業でしょうか?!
続けて4つのホテルに宿泊すると、部屋の広さによる快適さも比較ができたけど、
40㎡が快適さの分岐点と言えそうだね
部屋からの景観はナイス
このホテルの726の客室は全室リバービューになっています。
チャオプラヤー川を見渡せ、アイコンサイアムが正面に望める部屋からの景観はなかなかのものです。
バスルームは旧式
バスタブ・洗面台・トイレに仕切りが無い旧式スタイルです。
シャワーブースが無いのは使い勝手が悪いわね
一昔前はこのスタイルが当たり前だったけどね。
アラ古希ファンキーオヤジもバスタブは無くてもいいけど、
シャワールームはあってほしいと思いました
ラウンジ
【バンコクでMarriott系ホテルホッピング-その9】で詳しくお伝えしています。
宿泊料金
2022年7月に予約したクラブフロアの料金が5,983バーツ(約24,000円、予約時の為替レートでは22,500円)、宿泊直前の料金はパッケージ料金の内容が若干異なりますが10,119バーツ(約40,500円)と78%もアップしていました。
このホテルは築40年と老朽化もあり、料金がとてもリーズナブルというイメージだったので、クラブフロアの24,000円はギリギリのラインかな、
直近のレート40,000円超えではリーズナブルとは言えなくなり、他のホテルを検討した方がよさそうですね。
宿泊日前後では7,000バーツ(28,000円)位で泊まれる日もあり、料金は小まめにチェックした方がいいですね!
コロナ禍明けのホテル・エアチケットは世界的に高騰していると聞いていたけど、それにしても半年で80%もアップするとはね⤵
Marriott Bonvoyの入会・ホテル予約は【最安値保証】のある下の公式ホームページからどうぞ↓↓↓
You Tubeにもアップしました
You Tubeにも【ホテルレビュー】をアップしましたので、是非ご覧ください!
アラ古希ファンキーオヤジは17年前にMarriott Bonvoy(当時はSPG<Starwood Preferd Guest>)の会員登録をし、SPG系ホテルに主に業務出張で何百泊もしたのに、
Marriott Bonvoy Amex Premium(旧SPG) カードについてその存在は知ってはいたけど興味を覚えず、本当に時間と”お得”を損したと反省と後悔をしています。
17年前にSPG入会と同時にSPGカード(現Marriott Bonvoy Amex Premium カード)を発行していたら、どれだけ優雅でハイソなMarriottライフを楽しめたのかと思うと
「俺の青春を返してくれ!」 と言いたくなる心境です。
(2022年にMarriott Bonvoy Amex Premium カードに生まれ変わった時にこのカードに出会い惚れ込み入会しました)
だからこそ、皆様にはアラ古希ファンキーオヤジのような取りこぼしをしないよう、
このサイトでMarriott Bonvoy Amex Premium カードの素晴らしさをお伝えし、加入をお勧めしたいのです!
まとめ
歴史を感じさせる重厚な風格あるホテルと捉えるか、老朽化が進んだ暗ぼったいホテルと捉えるか、人によって評価は分かれるでしょう。
交通の便があまり良くないので、2日間でも回り切れない巨大ショッピングモール・アイコンサイアムに的を絞るか、プールが2つ、レストランも4つあるのでホテルステイを楽しむのもいいかもしれません。
あるいは、クラブフロアを予約し(プラチナエリートはノーマルルームでOK)、広々としたクラブラウンジでホカンスを楽しむのもいいですね。