海外プチ移住の勧め――3つのメリットと向いているライフスタイル3つのタイプ

プチ移住

ここで取り上げる“海外プチ移住”は1~3ヶ月の長期滞在“ロングステイ”とほぼ同じ概念です。本格移住との比較によりプチ移住のメリットを探ります。

プチの付かない”移住”はロングステイVISAを取得し日本の住居を引き払い、住民票を抜いて行く原則片道切符です。

プチ移住のメリットを勘案(後述)すると、プチ移住先はやはりアジアに絞られますね。

プチ移住3つのメリット

手軽に生活環境を変えられる

本格移住には一大決心が必要

”移住”は今住んでいる所から別天地へ引越します。今住んでいる住居は例外があるかもしれませんが手放すのが通常です。

生活環境は大きく変わり手続きも煩雑です。人生における一大決心が必要でしょう。

プチ移住は住まいはそのまま

“プチ”移住は現住居は残すので、気軽に出掛けられます。日本にも居場所があるのはコストは掛かりますが大きな安心感に繋がります。

プチ移住も一応移住、旅行とは違い生活をしますので、心機一転新たな気持ちになれるのが大きなメリットです。

低コストで変化を現実化

物価の安い国へのプチ移住なら、フライト代・家賃を含めても日本にいる時と同等かそれ以下のコストで異国情緒・解放感・非日常を味わえてしまいます。

生活をしながら非日常感を感じられる――これがプチ移住の最大のメリットなのかもしれません。

いろいろな国に移住できる

“移住”は一大決心が必要になりますが、“プチ”移住は1~3ヶ月なので、気軽に出掛けられます。気に入ればリピートすればいいし、いろいろな国を巡って見識を広めるのもいいでしょう。

VISA無しで移住できる

年単位の長期滞在VISAは結構ハードルが高い

東南アジア各国は長期滞在者用のVISAを取り揃えています。年齢制限・年収制限・最低預金額等があり、すべてをクリアするのは、そんなに容易ではないでしょう。

年単位の長期滞在者用のVISAは必要要件が変更になることも

当該国の政権交代や経済状況の変化により、長期滞在者用のVISAの必要要件が変更になることも想定しておかなくてはならない。

移住はその国に骨を埋める覚悟が必要

本格移住は日本の住居を引き払い引っ越しますので、最短でも5年普通は一生そこに住まうことになります。

煩雑な手続きを経てコストをかけて、やっとの思いで取ったVISAですから、簡単には日本には帰りたくないと思うのが人情ではないでしょうか?

プチ移住は煩雑な長期ビザ取得はせず、いつでも帰って来れる

プチ移住は国により違いがありますが、ノービザか観光ビザを原則としますので、長期ビザ取得の手間から解放されます。と言いますか、面倒でお金も掛かるVISAを取得することなく、いつでも日本に帰って来られるのがプチ移住なのです。

プチ移住に向いている人、3つのライフスタイル

リタイアしたシニア世代

仕事を全うし、子供を育て上げ、悠々自適に余生を送っている、そこのおじさん・おばさん―勿体ないですよ。日本で暇を持て余しうだうだしているのなら、

世界に羽ばたきましょう!

住み慣れた日本を暫しの間離れ、異国で人生を豊かに彩りましょう!

バックパッカーを含めた学生さん

パソコン一つで稼いでいるフリーランサー

クリエーター(Webビジネス)

DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれ、これだけネットが普及した現代社会、PCとネット環境さえあればどこにいても仕事を請負い・作業をし・納入できる時代です。

異国情緒・解放感・非日常を味わいながらの仕事、捗ること間違いなしです。
仕事の合間に一歩外に出れば、そこは外国、海外旅行気分にも浸れます

トレーダー

ネットに繋がってさえいれば、PCさえ無くともスマホがあれば、取引が可能なトレード(株・FX・商品・その他)、プチ移住に最適な職種です。

バンコクのネット回線は普及度・速さ共問題無いレベルです。

プチ移住にお勧めの国2拓

人気移住先アンケートで必ず上位にランクインするのが、タイとマレーシアです。アラ古希ファンキーオヤジもこの2か国が頭一つ抜け出しているように思います。

タイ

近い・安い・日本にいるように生活できる、といいことずくめです。アラ古希ファンキーオヤジにとってダントツのNo.1のプチ移住先です

マレーシア

タイと甲乙つけがたい僅差の第2位でしょうか。

その他

ベトナム・カンボジア・ミュンマー・ラオス

大いなる田舎に憧れ、現代の便利な生活に距離をおきたい方には向いているかもしれませんが、一般的ではないので除外せざるを得ません。”なーんちゃって日本食”が、まだ健在な国々です。

フィリピン・インドネシア

都市化は進んでいますが、最低ラインの治安に不安があり、やはり却下します。
マニラ・ジャカルタ共、鉄道網は脆弱、流しのタクシーは危険とリラックスしての行動が制限されます。

シンガポール・香港・台湾

物価が高く、生活費が日本以上掛かってしまうのでやはりお勧めの対象には入りません。

次回は、「海外プチ移住は、何と言ってもバンコクが一番」をお送りします。

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