マリオット・バケーション・クラブ説明会に参加 購入するのはどんな人

Marriott Bonvoy

マリオット・バケーション・クラブはメディアを使っての宣伝は行っておらず、マリオット系ホテルのロビーやハワイのショッピングモールの案内所で説明会に誘導するか、日本では電話やDM等で説明会に誘っています。

アラ古希ファンキーオヤジには2022月9月に自宅に電話あり、六本木での説明会に誘われたので、聞きに行ってきました。

高級車1台分(300万円~2,000万円)の入会金、年間維持費が約20万円~

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

ヒェー、いいお値段ねー

アラ古希ファンキーオヤジが考える購入を検討する人物像は以下です

年に1~2回しか取れないまとまった休暇を、家族大人数で豪勢に海外旅行する、かなりの富裕層

あるいは

1年に1度1週間ハワイに行って、マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブでのんびり命の洗濯をする”ハワイ命””ハワイ大好き”で他の場所への旅行にはあまり興味の無い家族

ハワイでの説明会への勧誘

アラ古希ファンキーオヤジは、2022年6月ハワイのアラモアナショッピングセンターで「コオリナビーチリゾートにタクシーで案内するので説明会に来ないか」との勧誘を受けましたが、

その時は年齢基準(65才)に引っ掛かり実現しませんでした。

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

あの時は参加する気満々だったけど、アラ古希(70才近い)だと伝えると、あっさり断られたね⤵

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

確か、コオリナまで(1時間弱)往復送迎、マリオット系ホテルでの$100食事券、マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブの施設入場。もちろん2時間の「販売説明会」参加が条件だったね

尚、ハワイで販売されているマリオットバケーションクラブはマリオットインターナショナル社の「土地付永代所有権」ですが、

日本で販売されているマリオットバケーションクラブはアジアパシフィック社の「2058年までの期限付きリゾート会員権」で、

権利形態が異なります。

ビーチにあるバケーションクラブ

東京でマリオット・バケーション・クラブ説明会へのお誘い

2022年9月に突然の電話でマリオット・バケーション・クラブへのお誘いがありました。

65才を超えていることを伝えましたが、「柔軟に対応するので、是非参加してください」とのことでしたので、夫婦で参加しました。

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

65才を大幅に超えているのに、よくOKしてくれたわね

「Marriott Bonvoy Amex Premium カード会員様へ」

”カード会員様限定の特典のご案内”

という東京ベイセールス・ギャラリーへお誘いのDMが届いたこともあります。

説明会参加の条件および特典進呈条件

メールに記載されていた参加条件は下記でした。

① 21歳以上65歳以下の方(既婚の場合、両名ともに21歳以上65歳以下の方)
② 世帯年収が900万円以上(ご夫婦合算可)
③ 既婚の場合、ご夫婦様揃って90〜120分間の説明をお聞きいただけること
④ 日本を含むアジア太平洋地区にて18ヶ月以内に販売説明会に参加されていない方(ハワイは除く)
⑤ 日本を含むアジア太平洋地区にて過去に販売説明会へのご参加が3回未満の方(ハワイは除く)
⑥ 説明会申し込み時に、体験宿泊プランやその他プランを購入していない方 または、国内外において、今後の説明会をご予約されていない方

アラ古希ファンキーオヤジはMarriott Bonvoyに登録し、Marriott Bonvoy Amex Premiumカードを発行していますので、その辺りから電話番号を得たのでしょう。

販売説明会の様子

東京セールス・ギャラリー入口
パンフレット表紙

「販売説明会」と言っても、個別マンツーマン(こちらは夫婦2人ですが)、ブースでの説明です

こちらの旅行スタイルの聞き取りの後、パンフレットに従い小一時間「マリオット・バケーション・クラブ」についての説明がありました。

こちら2人が相談する時間を作る為か担当の方は暫し席を外しました。そして、「本日の価格」を持参して戻って来られました。

為替による調整もあるのでしょうか、あるいは相手を見て調整するのでしょうか、毎日・人によって価格は変動するようです。

我々が受けたオファーは
2,000ポイント購入で約540万円(約$37,000)のところ本日契約すれば約430万円でした。更に4,000ポイント(2年分)を贈呈というものでした。

1,500ポイントでもOKのこともあるようですし、価格も本気モードで交渉すればもう少しディスカウントできる気配も感じました

当日で白黒をつける方式のようでこちらが今日即決で買う意思が無いと分かると、

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

もう少し、しつこく勧誘されると警戒していたけど、サラッとしていたわね

プーケットまたはバリのバケーションクラブ3~4泊お試しプランを格安料金・マリオット10万ポイント前後付きの提案がありましたが、当方この1~2年は旅行には出られない事情(18才の老犬がいる為)があり、辞退しました。

尚、説明会参加するだけで、「ご参加特典」として24,000マリオットポイントをいただきました。
(実はこの特典も参加の大きな目的でした)

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

「ご参加特典」も時期と人により変動するようだね。
マリオットポイント3万Pや2万P、上記のような百貨店ギフトカード18,000円分、ハワイコオリナビーチクラブ3泊分の無料宿泊券あるいはJCBギフトカード20,000円分という話も聞いたね~

マリオット・バケーション・クラブの運営システム

マリオット・バケーション・クラブとは、マリオット・バケーション・クラブ・リゾート専用の90以上のコンドミニアム・クルーズ船やマリオットボンヴォイグループのホテル等に滞在できる権利をポイントで購入するリゾート会員権です。

初期費用

マリオット・バケーション・クラブ・アジア・パシフィックが販売する「タイムシェアに係る権利ポイント」はリゾート会員権(2058年までの期限付きの利用権)であり、土地付永代所有権ではありません。

1,500ポイントから上限は明記されていませんが、ポイント数により4,000ポイント未満の「メンバー」から15,000ポイント以上の「チェアマンズクラブ」まで5段階に分類されています。

上記の通り説明会当日のオファーは
2,000ポイント購入で約540万円($37,000)のところ本日契約すれば約430万円とのことでした。

契約手数料が別途$450(約65,000円)

2,000ポイント以上の場合はポイント数に比例して価格も上がると思われます。

日々また相手により価格は変動するようなので、価格表(タリフ)は公表されていないのでしょう。

「メンバー」は最低金額1,500ポイントのようです

年間維持費

我々が説明を受けた2022年9月時点では

2,000ポイント購入の場合
年間維持費:$950
年間エクスチェンジ・カンパニー・デュー:$215
合計:$1,165(約17万円)

ポイントの利用方法

マリオット・バケーション・クラブのコンセプトは探してもどこにも書いてないので、アラ古希ファンキーオヤジが勝手に纏めてみます。

「フルキッチンを備えた豪華なコンドミニウムで家族みんなで長期休暇をノンビリ過ごす」

といったところかと。

従って、マリオット・バケーション・クラブが独自に展開する「マリオット・バケーション・クラブ・リゾート」がメインで、他の提携ホテル等のオプションは付け足しにすぎず、利用者にあまりメリットは感じられません。

ポイントは毎年契約したポイントが付与されます。
ポイントは翌年へ繰り越すことができ、また1年分前借ができます。例えば、2,000ポイントの場合、1年で最大6,000ポイント使うことができます。

マリオット・バケーション・クラブ・リゾート

アメリカを中心に90以上のプレミアムリゾートを利用できます。

原則マリオット・バケーション・クラブの会員のみが入れるエクスクルーシブなコンドミニウムでプレミアム感を満喫できそうです

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

豪華で広々としたヴィラ、フルキッチン装備のコンドミニウム、とっても優雅な滞在ができるだろうね

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

たまには、こういう滞在もいいけど、大金を払って会員になると他に行けなくなってしまうわ⤵

高い料金を払うなら、コンドミニアムではなく、ラグジュアリーホテルにも泊まりたいこともあるわよね

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

そうそう、会員制リゾートのそこが一番のネックだとアラ古希ファンキーオヤジも考えます

利用に必要なポイント数は、場所・利用時期・予約時期により相違しますので、目安を示すのも難しいので、いくつか例を挙げてみます。

<マリオット・バリ・ヌサ・ドゥア・ガーデンズ>
オフシーズン:2ベッドルーム 7連泊 2,100ポイント、ゲストルーム 7連泊 900ポイント

トップシーズン:2ベッドルーム 1泊 1,000ポイント、ゲストルーム 1泊 410ポイント

<マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ>
レギュラーシーズン:デラックスルーム 7連泊 2,000ポイント前後

<デスティネーションズ エスケープ>
60日以上前の予約でディスカウントが適用されます。目的地・到着日に関わらず
2ベッドルーム 7連泊 1,260ポイント

ざっくり言って、2,000ポイントは最低でも50万円位の価値にはなるでしょうか。

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

会員資格は2058年までの36年、購入金額430万円を36で割ると年約12万円
年間維持費が約17万円、合計29万円なので、毎年50万円の価値を享受できるのなら

十分ペイすると考えられるね

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

「毎年享受できれば」がミソね!

36年もあれば、いろいろな事情が発生し享受できない年もあるからね

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

だいたい36年先は100才を超えてしまう

健康年齢を75才としたら、36年間フルに利用できるのは(75-36)=39才以下となる

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

要するに、高級ホテル・コンドミニウムの早割・先払いなんじゃない!

毎年ちゃんと利用できれば、きっと10数年位で元は取れるんじゃないのかな?!

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

あーったまいいね!

毎年利用できないかもしれないし、行けない事情が発生するかもしれないリスクがあるから、ちゃんと利用できれば宿泊費が割安にならなければならないね!

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

もう一つのメリットは、現下のインフレに起因するのではないでしょうか?!
年間維持費は毎年値上がりするとしても、初期投資は固定されるので、初期費用も値上がりするであろう来年・再来年購入するより安く購入できることになるね


買うなら、早いにこしことはないね・・・

アラ還ワイフ
アラ還ワイフ

購入するなら、”今でしょ!”っていうことね?!

初期費用430万円・年間貰える2,000Pを50万円の価値・年間維持費を17万円とすると・・・
430÷(50-17)≒13

机上の計算では13年で”元が取れる”ことになりますね。

但し、毎年同じようなリゾートに50万円かける(航空券代が別途必要)ことに価値を見出せる方には、という条件が付きますが・・・

ホテルやクルーズなどの多彩なオプション

アバウンド・バイ・マリオット・バケーション・エクスチェンジ・プログラムを通じ、以下のオプションの選択も可能とパンフレットに記載されています。

① 世界中のホテル&ラグジュアリー・レジデンス:250ポイント~
② 世界を回る高品質のクルーズ:1,000ポイント~
③ 添乗員付きツアー 
例) アフリカサファリツアー、万里の長城ツアーなど:8,000ポイント~

このオプションを選択するオーナーはいるのでしょうか?

アラ古希ファンキーオヤジ
アラ古希ファンキーオヤジ

バラエティーに富んだクルーズやツアーは他にいくらでもあり、高い入会金を払ったマリオット・バケーション・クラブのポイントを使う必要があるのか疑問です

インターバル・インターナショナル社での交換

インターバル・インターナショナル社を通して、世界中80カ国以上、3,000以上のリゾートを利用できます。 2ベッドルーム 7連泊で2,250~4,500ポイント+交換手数料$188

このオプションについても、マリオット・バケーション・クラブ・リゾートと似たようなリゾートに安くないポイント交換率を払って利用する価値があるのか疑問です

マリオット・ボンボイ

ポイントを1:40の交換率でMarriott Bonvoyポイントに交換できます。毎年権利ポイントの最大50%交換できます。

50%までしか交換できませんが、仮に2,000ポイント全額を交換した場合Marriott Bonvoyポイント80,000ポイントです。

80,000ポイントはラグジュアリーホテルには1泊も出来ないポイント数ですね。何故こんなに交換率が低いのか理解に苦しむレベルですね⤵

高級車1台分の入会金と年間維持費を20万円近く払って、Marriott Bonvoyポイントに交換すると貰える価値は8万円前後です

Marriott Bonvoyポイント欲しいのであれば、Marriott Bonvoy Amex Premiumカードを発行する等、他に有利な方法があります。

Marriott Bonvoy のエリートステータス付与

ポイント数により4,000ポイント未満の「メンバー」から15,000ポイント以上の「チェアマンズクラブ」まで5段階に分類されていることは、先に説明しましたが、

そのレベルに応じMarriott Bonvoyのエリートステータスが付与されます。
再度、分類表を掲載します↓↓↓

Marriott Bonvoyのプラチナ以上のエリートステータスは価値がありますが、そのステータス獲得の為に高級車1台分を支払うかというと、ちょっと違いますね。

購入検討層&見送り層

まとめ

メディアを通じての宣伝をせず、成約可能性が比較的高い見込み客を「販売説明会」に誘い、個別に”即決営業”を行っているマリオット・バケーション・クラブ。

冒頭で「購入を検討する人物像」を

年に1~2回しか取れないまとまった休暇を、家族大人数で豪勢に海外旅行する、かなりの富裕層 

あるいは

1年に1度1週間ハワイに行って、マリオット・バケーション・クラブでのんびり命の洗濯をする”ハワイ命””ハワイ大好き”で他の場所への旅行にはあまり興味の無い家族

としました。

毎年コンスタントに本クラブを利用できれば、入会金が料金先払いになり、かなり有利に(割安に)利用できるでしょう。

毎年同じようなリゾートバカンスに50万円かける(航空券代が別途必要)ことに価値を見出せる方にとっては、検討の余地があると思います。

アラ古希ファンキーオヤジのようなリタイアしたシニア層は時間はたっぷりあり、多くの国・ホテルをリーズナブルな価格で楽しめる入会無料のMarriott Bonvoy(+Marriott Bonvoy Amex Premium カード)への加入にメリットを感じます

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