海外プチ移住ーー何と言ってもバンコクが一番ーー近い・安い・日本にいるように暮らせる

プチ移住

環境を大きく変えて、新しい世界に飛び込んでみたいとの思いで移住先を検討している方には向いていませんが、

異国情緒を感じながら日本と同じように生活できる移住先を探している方にはピッタリなのがタイ・バンコクです。

日本にいるより生活費を大幅に削減できるという話ではありませんが、少し贅沢な生活をストレス無しで送れる街、それがバンコクです。

バンコクのプチ移住先としての9個のメリット

物価が安い

生活費

昨今のタイの物価高・急激な円安(※)により、以前ほどではなくなりましたが、それでも日本との比較では、まだまだ生活費はかなり安いと言えます。

日本食は日本とほぼ同額、ローカル食は2~300円あれば十分でしょう。タイ料理が安くて美味しいのもタイのメッリトの一つです。

※対ドルでの円安はエグイですが、タイバーツも対ドルではバーツ安なので、円⇔バーツでは対ドルほど円安にはなっていません。

家賃・ホテル代

家賃・ホテル代が安いのも助かります。日本では5万円以上するラグジュアリーホテルが2万円前後で宿泊でき、

アパートは月3~10万円(日本から派遣されている駐在員が居住する30~50万円する豪華なサービスアパートももちろんありますが)、5~6万円出せば都心でも小奇麗なアパートが借りられます。

日本では高嶺の花、羨望の的のプール・ジム付の高層タワマンにも10万円で借りることも難しくないです。

日本から近い

直行便で6時間前後

直行便で6時間前後、LCCを含め多くのエアラインが多くの日本の都市から飛ばしています。日本⇔タイ往復便の選択肢が豊富なのも大きなメリットです。

エアチケットも安い

コロナ禍でチケット代が少し値上がりしましたが、競争も激しく上手に探せば往復5万円前後で手に入るでしょう。

治安が良い

街は日本並に安全

普通の生活をしていて危険を感ずることはまずありません。タクシー・トゥクトゥクやバイタクでボラれことがあってもせいぜい相場の2倍で、

フィリピンのように身ぐるみ剝がされるようなことは聞いたことがありません。バンコクでは外国人なので、最低限の注意を怠らなければ安心して生活できます。

危ない店もほとんど無い

いい気持ちで飲んだくれて請求書が来たら法外な金額に腰を抜かす、ってなことはバンコクではほとんど聞きません。

日本ではこのようなぼったくりバーは珍しくありませんが、バンコクでは皆無ではありませんが、その可能性はずっと低いのではないでしょうか?

対日感情が良い

“微笑みの国・タイ”と言われるように、タイ人は一般的に控えめでフレンドリーです。

国民の95%は敬虔な仏教徒で米を主食にし、どこか日本人と共通点を感じるからか日本人に対しては特に優しく接してくれるように感じます。

日本と同じような生活ができる

バンコクに住んでいる日本人は世界の都市の中で第2位

バンコクに住んでいる日本人は2020年時点で6万人弱、世界の都市ではロサンゼルスに次いで第2位です。

企業から派遣されている駐在員とその家族・現地採用の会社員・プチ移住者(ロングステイヤー)・バックパッカーといろいろな日本人が闊歩しています。

この数字6万人弱は日本でもそこそこの市に該当しバンコクは中規模の日本の主要都市だと言うこともできます。東京都バンコク区と言う人もいます。

バンコク市内にはいたるところに日本ブランドのお店

バンコク市内に日本食レストランは2021年時点で2千件あるそうです。セブンイレブン・ファミリーマート等日本のコンビニが市内いたるところにあり、

バンコク市街地では20メートル毎に日本のコンビニがある所もあります。最大手のセブンイレブンはタイ全土に約12,000店展開しているそうです。

日本と同様な食生活が可能

バンコク市内にはフジスーパーが4店あり、日本の総菜もたっぷりあり日本にあるスーパーにいると錯覚してしまいます。自炊派の方も日本にいる時と全く同じおかずを作れます。

病院も充実

バンコクには欧米あるいは日本で医学を学んだ優秀な医師がたくさんおり、その医療レベルには定評があります。日本語の通じるしっかりした病院もいくつもあります。

日本語と英語だけでも生活できる

ローカルのタイ人と親しく付き合うのであれば、タイ語が必須になりますが、プチ移住と割り切り日常生活(ショッピング・飲食・マッサージ等)を送るだけなら、単語を並べる程度の英語で大丈夫、日本語が通じる店もたくさんあります。

駐在員・現地採用会社員を含め、タイ語を操って生活している日本人はほんの一握りだと思われます。

ゴルファー天国

バンコク近郊に良く整備されたゴルフ場がたくさんあり、気軽にプレーできます。

昨今は日本のゴルフ場のプレー費も随分安くなっているので、以前のように特別”安い”と感じることはなくなりましたが、1万円前後でプレーできるゴルフ場はたくさんあります。

キャディーを1人で2~3人(ティーアップキャディー・アンブレラキャディー・椅子持ちキャディー)付ける”大名ゴルフ”を1度経験するのもいいかもしれません。

気候が常夏

暑季(4・5月)雨季(5~10月)乾季(11~2月)に分けられますが、1年を通して寒いことはなく、寒さに弱い人にはうってつけですが、逆に暑さに弱い人には向いていません。

日本の真冬の12月~2月に避寒でバンコクにプチ移住するシニアもいます。

近隣アジア諸国への旅行が楽しめる

バンコクにはスワンナプームとドンムアン2つの空港がありますが、国際線中心のスワンナプーム空港からは多くのフライトが発着しています。

近年はLCC(Low Cost Carrier)の参入も盛んで、競争激化の恩恵かチケット代もとても安くなっています。往復1万円以下で行ける近隣国がたくさんあります。

バンコクのプチ移住先としての3つのデメリット

交通渋滞がひどい

最近鉄道網が整備されつつありますが、時間帯によりピクリとも動かない渋滞が発生することがよくあります。

しかし、プチ移住をしている人はバンコク市内を飛び回って仕事をしている訳ではないので、大きな問題にはならないでしょう。

仕事をしていないプチ移住者のバンコク市内の行動はほとんど鉄道(BTS・地下鉄)で事足りますが、歩くのが苦手の方はバイタク(バイクタクシー)という手があります。

女性にはハードルが高いですが、渋滞をすり抜け目的地に向けまっしぐら、スリリングで爽快だという人もいます。

大気汚染がひどい

小さいお子さんがいる家庭やジョギング・ウォーキングする方は気になるかもしれませんが、子供連れのプチ移住者はいないでしょうし、これもたいした問題にはならないと思います。

No Visaで滞在出来る期間が短い

ノービザで入国の場合30日しか滞在出来ません、観光VISAを日本で取得後の入国の場合でも2ヶ月と短いのがネックになりますね。

2ヶ月以上滞在したい場合は現地で1ヶ月延長するか、カンボジアやミュンマー等近隣国に一旦出国し滞在日数をリセットする方法がありますが、長期滞在Visaが無ければ3ヶ月がマックスです。

アラ古希ファンキーオヤジは原則2ヶ月のプチ移住を楽しんでいました。

いいところが圧倒的に多いバンコクへのプチ移住、リタイアし日本でくすぶっているシニア層は一考の価値ありです!

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