2023年”クレカ修行”をして、やっとこさでマリオットボンボイのプラチナエリートを獲得しましたので、
2024年2月~3月にバンコク→クアラルンプールへ22泊(13ホテル)のMarriott系ホテルホッピングを敢行しました。
プラチナエリート資格での宿泊がどんなに素晴らしかったか、宿泊時の画像・動画・数字を交え、解説します。
Marriott Bonvoyのロイヤルティプログラム
ロイヤルティプログラムの概要
世界No.1のホテルグループであるMarriott International社が運営する会員プログラムがMarriott Bonvoyロイヤルティプログラムです。
Marriott International社がフランチャイズチェーンの本部(フランチャイザー)、各ホテルがフランチャイジーになります。
Marriott Bonvoyはラグジュアリー・プレミアム・セレクト・コレクションの4つのカテゴリーに32のホテルブランド、約9,000軒(日々増加中)のホテルを抱えています。
会員数は世界中に2.1億人(2024年6月現在)もいるそうです。
そのロイヤルティプログラムは、6段階のステータスに区分けされています。
平会員→シルバー→ゴールド→プラチナ→チタン→アンバサダーです。
その上に一般には非公開・幻の7番目のステータスと言われるコバルトエリートが存在するとの都市伝説があります。
Marriott Bonvoyのロイヤルティプログラムには無料で登録でき、ステータスに応じいろいろな特典が用意されています。
詳しくは下の記事を参照ください↓↓↓
各ステータスの特典
Marriott Bonvoyのプラチナ特典
プラチナ特典は上記表の通りですが、今般22泊(13ホテル)して実際に恩恵に与った特典について、解説します。
・レイトチェックアウト(アーリーチェックイン)
・クラブラウンジでのチェックイン・チェックアウト
・お部屋のアップグレード
・ウェルカムギフト
・朝食無料
・クラブラウンジへのアクセス
・ボーナスポイント
レイトチェックアウト(アーリーチェックイン)
通常のチェックアウト時間は11:00か12:00のホテルが多いですが、プラチナエリートは16:00まで延長してもらえます。
「空室状況により」と注釈が付いていますが、今般13ホテルの内12ホテルで16:00のレイトチェックアウトにしてもらいました。
唯一13:00までとなったのは、スイートルームにアップグレードしてもらったWestin Grande Sukhumvitでした。
今般のようにホテルホッピングの際は、特にとても重宝する特典です。
すなわち、AホテルをチェックアウトしBホテルへ向かう際、空白の時間が無くシームレスにホテルを渡り歩けます。
13:00過ぎにチェックアウトし、14:00前にチェックインするパターンが多かったですが、時間を気にすることもなく、時間調整する必要も無いのがとても快適でした。
通常のチェックイン15:00より前のアーリーチェックインなので、部屋の準備ができていないこともありましたが、その場合クラブラウンジでアフターヌーンティーをいただきながらゆったりと待たせてもらえます。
アーリーチェックインについては、特段のルールは明記されていませんが、クラブラウンジでの待機を含め13ホテル全てで受け入れてもらいました。
特に、ホテルホッピング1つ目のThe Athenee Hotel, a Luxury Collection, Bangkokでは手厚い対応をしていただき、恐縮してしまいました↓↓↓
お部屋のアップグレード
空室状況により、プラチナエリート以上はスイートルームを含むアップグレードが期待できます。
今般滞在した13のホテルでは~~~
① スイートルームへのアップグレード:2
② 面積が広いルームへのアップグレード:6
③ 面積は変わらないが何らかのアップグレード:2
④ アップグレード無し:3
<The Westin Grande Sukhumvit, Bangkokでスイートルームへのアップグレード>
▶をポチっと押して動画でご覧ください↓↓↓
<Le Méridien Putrajayaでスイートルームへのアップグレード>
▶をポチっと押して動画でご覧ください↓↓↓
クラブラウンジがありアクセスできれば、ホテル滞在中は入り浸っていることになり、部屋にいる時間はそんなに長くないので、アップグレードは重視していなかったけど、
やはり、スイートルームへのアップグレードは気分がハイになるね
無償のアップグレードで、”ん万円”分の贅沢気分が味わえるのは嬉しいわ
ウェルカムギフト
通常ウェルカムギフトは
① ホテル独自のアメニティー
② 朝食(レストラン)
③ マリオットポイント500or1,000P
から1つを選択するのですが、
レストランでの朝食がデフォルトで付いていて、マリオットポイント(またはアメニティー)も貰えるホテルがほとんど(13ホテルの内10ホテル)でした。
アメニティーは眼中にありませんでした(笑)
10のホテルでマリオットポイントとレストランでの朝食の両方をいただけた、ということね?
そういうことです!
朝食無料
朝食はクラブラウンジがあるホテルではラウンジでも提供されますが、ウェルカムギフトからの選択で朝食会場(レストラン)でも摂れるのが一般的なルールですが、
前項の通り、ほとんどのホテルでウェルカムギフト1,000(or500)マリオットポイントをくれた上に、レストラン・クラブラウンジどちら(両方)でもOKでした。
レストランは一般的に料理の種類が多く旅行ならではの朝食が楽しめますが、混雑していることが多くちょっと気忙しいのが難点です。
クラブラウンジでの朝食は、料理の種類は多くはありませんが、どこもとても空いていて、ゆったり優雅に過ごせるのがメリットです。
我々は、まずレストランに行き、その後クラブラウンジでゆっくりコーヒーをいただくことが多かったです。
レストランでは多くの料理からのチョイスを楽しみ、
クラブラウンジでは優雅な雰囲気が楽しめ、
いいとこどりができました
普段はないがしろにしがちな朝食だけど、豪華な朝食はやはり旅行の醍醐味と言えるね・・・
クラブラウンジがあっても、朝食を提供していないホテルは1つ(Sheraton Imperial Kuala Lumpur Hotel)だけでした。
一般的なルールの通り、ウェルカムギフトからの選択(レストランでの朝食を選択するとマリオットポイントをもらえない)だったホテルは下記の3つです。
・AC Hotel by Marriott Kuala Lumpur
・Sheraton Imperial Kuala Lumpur Hotel
・The Westin Kuala Lunpur
クラブラウンジへのアクセス
Marriott Bonvoyのホテルは下記4つのカテゴリーに分類されています。
それぞれ例外はありますが、
「ラグジュアリー」はクラブラウンジが無かったり、あってもプラチナ特典ではアクセスできなかったりします。
「プレミアム」はほとんどクラブラウンジがあり、プラチナ特典でアクセスできます。
「セレクト」はクラブラウンジがほとんどありません。
今般滞在した13ホテルの内、10のホテルでクラブラウンジを楽しみました。3つはクラブラウンジがないホテルでした。
クラブラウンジアクセスは、観光が目的の方にはメリットが少ないかもしれませんが、観光は卒業しホカンス(Hocance、ホテルステイ・ホテルライフ)が目的の我々シニアには、とてつもなく大きなメリットがあり、なくてはならない存在です。
プラチナ特典の中でも。この”ラウンジアクセス”が最もワクワクする価値ある特典だと、アラ古希ファンキーオヤジは思います
それで、このブログ名も「アラ古希ラウンジ旅」なのです
1日に何回もお世話になり、入り浸ることも多くありました。
10:00~朝食後のコーヒーを優雅に
14:00~アフターヌーンティーで遅めのランチ
17:00~カクテルタイムでディナー
と、3食ともクラブラウンジでいただく日も結構ありました。
ホテル側は夜の部を「カクテルタイム」「カナッペ」「オードブル」等と言いますが、シニアにとっては十分にディナーになります。
ラウンジ食がいつでもいただけると、その土地の名物料理を食べる機会が少なくなってしまうわね
そうだね、そうなってしまうね
でも、アラ古希ファンキーオヤジはグルメではないので、ラウンジ食が飲み放題付きで最高だと思うけどね
獲得したマリオットポイントを大公開
有償宿泊した10ホテル16泊で獲得したポイントは合計75,476Pでした。支払ったお金に対する還元率は24.5%にもなります。
マリオットポイントはマリオット系ホテルで、1P=1円以上で利用できますので、24.5%以上の割引を享受できたと言えます。
内訳は~~
会員なら誰でも貰えるポイント:19,657P
プラチナ特典で獲得できたポイント(ボーナス+ウェルカム):16,331P
Marriott Amex Premiumカードからのポイント:18,488P
2/13~4/29の間実施のプロモーションによるポイント:21,000P
期間限定のプロモーション(21,000P)を除いても、還元率は17.7%になります。
こんなに高い還元率を供与するサービスが他にあるでしょうか?
”マリオット沼”に嵌る一つの要因ですね
2022年12月のバンコク滞在時には30%を超えました↓↓↓
プラチナエリートの価値
予約時に悩む必要がない
予約時に「朝食は付けるか?」「スタンダードルームorクラブフロアー」と悩む必要がなく、日程が決まったら最安の部屋を予約すればいいのです。
お部屋のアップグレードは時の運と割り切りましょう。
優雅な気分にさせてくれる
今般初めてプラチナエリート資格でマリオット系ホテルに22泊しましたが、チェックイン時からチェックアウト時まで”上顧客”として扱ってくれていると実感しました。
日本では宿泊客の半分近くがプラチナエリート以上という話もありますが、アジアではそこまではいないと思います。
今般はホテルホッピングをしたので、チェックアウトとチェックインの時間に縛られない点が心地よかったです。
やはり、クラブラウンジで過ごす時間は格別で、広々とした空間で極上(一部フツー)のサービスを受け、優雅な気分で過ごしました。
金銭的価値
ホテル代は以前より高騰していますが、アジアはそこまで上がっておらず、今般有償で宿泊したホテルの単純平均は1室1泊2人で約2万円ですが、
クラブラウンジのアクセスだけで、1人1万円・2人で2万円位の価値は充分あると思います。
今般クラブラウンジ付きの宿泊は18泊でしたので、36万円以上のベネフィットを享受したとも考えられます。
つまり、今般のホテルホテルホッピング22泊(有償16泊・ポイント宿泊6泊)で
・宿泊料金約30万円
・ポイント還元後の実質料金約23万円
・享受した金銭価値66万円(30万円+36万円)
と考えることもできますね。
アップグレードやレイトチェックアウト・朝食も普通は追加料金が必要になってくるので、金銭的価値は更に上がるね
プラチナエリートがこんなに大きな価値があるとは知らなかったわー
【Marriott Bonvoy】ラウンジにアクセスできるプラチナエリートを目指そう からの抜粋↓↓↓
優雅なお話をしている時に、お金の話は憚られますが……….
クラブラウンジへのアクセスをお金に換算すると、年間20回利用すれば40万円~50万円の価値があると思います。
“ホテル修行””プラチナ修行”と称してプラチャレで“カラ宿泊”してまでもプラチナエリートを目指す人がいるのも理解できます。
もう少し詳しく金銭価値がいくら位になるか、考えてみましょう。
・朝食(ウェルカムギフトに朝食を選択しない場合):約3,000円×2人分=約6,000円
・昼間のコーヒータイム:約2,000円×2人分=約4,000円
・イブニングカクテルタイム:約5,000円×2人分=約10,000円
・バータイム:約3,000円×2人分=約6,000円
・合計:26,000円となります。
もちろんホテルによって料理やサービスの質は夫々ですが、使い倒せば1泊当り概ね2万円~3万円の価値があると言えます。
Marriott Bonvoyの入会・ホテル予約は【最安値保証】のある下の公式ホームページからどうぞ↓↓↓
まとめ
Hocance(ホカンス・ホテルステイ・ホテルライフ)を楽しみたいなら、Marriott Bonvoyのプラチナエリートは必携です。滞在の質が全く別物になります。
上質の空間クラブラウンジへのアクセスとチェックイン・アウトの時間に縛られないことで、優雅なHocanceを満喫できました。