【マリオットアメックス】入会審査に異変? 入会希望者殺到? 審査落ち続出?

Marriott Bonvoy Amex Premium カード

旅行好き・ホテル好きにとって最強のクレカMarriott Bonvoy Amex Premium Cardの入会審査に落ちるケースが増加している、との情報がSNSに出回っています。

Amex社が入会特典目的の入会を抑制しているのか、マリオットの既存サービスが飽和状態になり入会基準を厳格化しているのか、その辺の事情を考察してみたいと思います。

尚、クレジットカードの審査基準が外部に公表されることはありませんので、本記事は一般的に推測できる内容であることを、お含み置きください。

Marriott Bonvoy Amex Premium Cardを巡る最近の動向

① 年数回実施されていた「入会ボーナスポイント増量キャンペーン」が2023年6月を最後に1年以上ない

② 入会審査が厳格化している(審査に落ちた)とのSNS発信が増加している

③ 日本でのMarriott Bonvoyのプラチナ会員が増え過ぎ、ラウンジが激混みでクレームが増加      

④ AmexカードのホームページでMarriott Bonvoy Amexの掲載が最後尾になった

⑤  2023年11月からSNSやブログで紹介プログラムを宣伝することを禁じられた

⑥ 入会紹介プログラムの紹介者へのポイントが2023年激減(30,000P→5,000P)し、紹介しポイントを獲得できる人数も年間10名に制限された

この1年の間に起こっている以上のような状況を、一つ一つ見ていきましょう。

マリオットアメックスの入会ボーナスポイント増量キャンペーンが消えた

SPGアメックスからMarriott Bonvoy Amexに切り替わった2022年2月前後には年2回程度行われていた入会キャンペーンが2023年6月を最後に1年以上実施されていません。

この1年の間も、AmexはヒルトンやANA等の提携カードの入会キャンペーンは行っていることから、Marriott Bonvoyとの提携カードの入会は抑制していると考えるのが自然ではないでしょうか。

新規会員を獲得したいから「入会キャンペーン」を行うのであり、以前は行っていたキャンペーンを行わなくなったのは、入会を歓迎していないのでしょう。

マリオットアメックスの入会審査の厳格化

入会審査の審査に落ちたとのSNS発信が増加しているようです。

”増加している”と言っても、定量的な統計等は存在しないので、あくまでも定性的なものです。

入会ボーナスポイント狙いの入会を排除している可能性も指摘されています。

Marriott Bonvoyのプラチナ会員が激増

ご存知の通り、Marriott Bonvoy Amex Premium Cardの最大の特徴(メリット)は、年間400万円決済でMarriott Bonvoyのプラチナエリートのステータスを獲得できることですが、

この美味しい制度を利用して(アラ古希ファンキーオヤジもその一人ですが)プラチナエリート会員が激増したと考えられます。

日本のマリオット系ホテルのクラブラウンジは、コロナ禍後どこも激混みになり、評判を落としているホテルもあるやに聞いています。

入室に時間制限を設けたり、2部制を採用しているホテルも珍しくありません。

宿泊実績を積まずに400万円決済でなったプラチナエリート会員はMarriott Bonvoyのホテル側にとっては、異質な会員と映っているのかもしれません。

マリオットアメックスの掲載が最後尾

Amexカードのホームページで16種類あるAmexカードの中で、Marriott Bonvoy Amex Premium Cardの掲載が最後尾になっています。

いつから最後尾になったかは不明ですが、現時点Amex社にとって積極的に増やしたいカードではないのは、明白なのではないでしょうか。

入会「紹介プログラム」宣伝の禁止

Marriott Bonvoy Amex Premium Card保有者の紹介により入会すると獲得ポイントが上乗せされる「紹介プログラム」がありますが、

2023年11月に規約変更があり、SNSやプログ等でこの「紹介プログラム」を宣伝できなくなりました。

「紹介プログラム」の規約抜粋↓↓↓

入会紹介プログラムの紹介者へのポイントの大幅減額

入会紹介プログラムの紹介者へのポイントが2023年激減(30,000P→5,000P)し、紹介しポイントを獲得できる人数も年間10名に制限されました。

紹介する人数には制限はありませんが、紹介者がもらえるポイントは年間50,000Pが限度になりました。

まとめ

Amex側の事情かMarriott Bonvoy側の事情か定かではありませんが、新規入会者を絞っているのは確かなようです。

「会員数を抑えたいので、新規入会希望者を極少化し、希望者の審査を厳格化している」
といった仮説が成り立つのではないでしょうか?

逆に言えば、Marriott Bonvoy Amex Premium Cardは入会希望者が殺到して新規入会者を抑えなければならない、それ程魅力的なクレカということですね!

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