当サイト「アラ古希ラウンジ旅」では一貫してMarriott Bonvoy Amex Premiumカードを”ワクワクするクレカ”として推薦してきました。
Premiumが付かないMarriott Bonvoy Amexカードは中途半端でワクワク感を覚えないので、深く研究もせず取り上げることはしませんでした。
Marriott Bonvoy Amexカードに2種類あることも知らなかったわ
パッと見て、一般カードはワクワク感を感じなかったので、完全にスルーしていました
でも、本当にメリットは無いのか、改めて検証してみることにしました。
マリオットボンヴォイアメックスの基本情報
メリットの検証の前にマリオットボンヴォイアメックスカードのおさらいをしておきましょう。
年会費23,100円
年会費が高いか安いかは、そのクレカのスペックで判断すべきですが、23,100円(21,000+消費税10%)という実額で言えば「ちょっと高めのゴールドカード」といった感じでしょうか。
尚、家族カードは1枚目無料、2枚目以降 11,550 円です。
還元率2%(ショッピング)、4%(マリオット系ホテル利用時)
通常ショッピングで貯まるポイント2%で年会費23,100円を回収するには~~
23,100÷0.02=1,155,000円
マリオット系ホテル利用時のポイント4%で年会費を回収するには~~
23,100÷0.04=577,500円
の決済が必要となります。
マリオットボンヴォイアメックスの特典
入会ボーナスポイント
マリオットボンヴォイアメックスカードは入会時に大量のボーナスを獲得できるのも特徴ですが、
現在(2023年7月)行われているキャンペーンでは
入会後3ヶ月以内に30万円決済の条件で、
Amex公式ホ-ムページからで16,000P もらえます。
<↓↓↓Amex公式ホームページによる入会↓↓↓>
マリオットボンヴォイのシルバーエリート付与
Marriott Bonvoyロイヤルティープログラムは6段階のランクに区分けされています。
平会員→シルバー→ゴールド→プラチナ→チタン→アンバサダーです。
その上に一般には非公開・幻の7番目のステータスと言われるコバルトエリートが存在するとの都市伝説があります。
マリオットボンヴォイアメックスに入会すると通常10泊必要な「シルバーエリート」を付与されます。
100万円決済でゴールドエリート
カード発行で自動的にMarriott Bonvoyロイヤルティープログラムのシルバーエリートを付与されますが、暦年(1月1日~12月31日)で100万円の決済をすると通常25泊必要な「ゴールドエリート」を獲得できます。
「ゴールドエリート」を狙うなら、年会費を26,400円(49,500-23,100)多く払って、
カード発行で即「ゴールドエリート」になれるプレミアムカードを発行した方が合理的だね
無料宿泊アワードのノルマ150万円のカウント期間は毎年カード発行承認日から1年ですが、このゴールドエリートへのカウント期間は暦年ですので気を付けましょう。
暦年でのカウントですので、加入初年度は承認日から12月31日までになり、決済額でゴールドエリートを狙う方は年の早い月に入会しないとキツくなります。
150万円決済で無料宿泊アワード
150万円以上のカード決済で翌年1泊無料宿泊アワード(35,000ポイントまで)をゲットできます。
このアワードで年会費(23,100円)以上のホテル宿泊が可能。
この特典だけで年会費の元が取れると考える事も出来ます。
35,000ポイントで宿泊できるホテルは数多くありますが、1ポイント1円以上の価値で交換したいところですね。1ポイントの価値は肌感覚で0.5円から1.5円位でしょうか。
15,000ポイントのホテルも1泊は1泊、2泊(30,000ポイント)出来る訳ではありません。
また、おつりも出ません。
15,000ポイントまで保有ポイントを追加できますので、1泊無料宿泊アワードは35,000~50,000ポイントで現金35,000~50,000円のホテルに宿泊が最も価値ある使い方です。
150万円決済すれば通常ポイントが30,000(150万円×2%)ポイントが貯まっているはずです。
150万円決済のノルマのカウント期間はカード発行承認日から1年で、2年目以降も毎年初年度発行承認日が基準日になります。
尚、上記で説明したゴールドエリートに昇格のノルマ100万円のカウント期間は暦年であり、混同しないように気を付けましょう。
宿泊実績5泊分
入会により自動的に付与されるシルバーエリートからゴールドエリートへは25泊必要ですがこの「宿泊実績5泊分」付与により20泊で達成できます。
但し、マリオット系ホテルに20泊もするようなマリオット狂は絶対にプレミウムを発行すべきであり、この特典は有名無実化していますね。
20泊もすれば、一般カードとプレミアムカードではMarriott Bonvoyとカードから貰えるポイントに相当の差が生じます。年会費の差どころではありません
メリットの検証
前提としてMarriott Bonvoy Amexカードは「旅系No.1の呼び声が高いクレカ」なので、加入にメリットがあるかの検証は「一般」も「プレミアム」も”旅好き””ホテル好き”を対象とします。
ここでは”旅好き””ホテル好き”の方にとって、このクレカにメリットがあるか検証していきたいと思います。
年会費は回収できるか?
通常ショッピングで年間1,155,000円決済すれば年会費23,100円を回収できます。
年間150万円決済すれば1泊無料宿泊アワード(35,000ポイントまで)を獲得でき、年会費は余裕で回収できます。
メインカード(サブカードでも構いませんが)として使用し、年間150万円決済したとすると、
150万円×2%=30,000P
翌年になりますが、1泊無料宿泊アワード35,000P
を獲得できるので、1マリオットポイント=1円以上の価値でマリオット系ホテルに宿泊できれば、年会費の(30,000+35,000)÷23,100=2.8倍がバックされます。
更に1年目は入会ボーナス(3ヶ月で30万円決済)で10,000P(2023年7月現在)もらえます。
(30,000+35,000+10,000)÷23,100=3.2倍
従って、年間150万円決済すれば年会費の2.8倍(初年度は3.2倍)が戻ってくるとも考えられ、十分ペイするクレカと言えます。
一般カードも凄いじゃない!
捨てたモンじゃないわ!
簡単に元が取れるカードではあるけど、プレミアムカードと比べてしまうと、その差に愕然とします!
しかーし~~~
Marriott Bonvoy Amexプレミアムカードで150万円決済すれば
150万円×3%=45,000P
翌年になりますが、1泊無料宿泊アワード50,000Pを獲得できます。
年会費の(45,000+50,000)÷49,500=1.9倍がバックされます。
150万円決済で貰えるポイントを実額で比較してみると~~~
<プレミアム(45,000+50,000)>-<一般(30,000+35,000)>=30,000P
初年度の入会ボーナスを含めると
<プレミアム(45,000+50,000+36,000)>-<一般(30,000+35,000+10,000)>=56,000P
と年会費の差(49,500-23,100=)26,400円以上の大きな差になります。
また、カードを利用すればする程、貰えるポイントの差が大きくなります。
そうなんだ
こんなに大きな差になるんだ、納得!
150万円決済しないとペイしないし、150万円決済するならプレミアムカードにするべきだし、ハッキリ言ってこの一般カードは自己矛盾を起こしているんだ⤵
だったら、このカードは決済には原則使わないサブカードとして保有すれば、ということにもなるけど~~~
持っているだけのメリットは
・ほとんど役に立たないMarriott Bonvoyシルバーエリートの付与
・ショボい空港カードラウンジの利用
・復路手荷物無料宅配サービス(羽田は不可)
・あまり利用機会が無いいくつかのプロテクションサービス
かなり否定的に書きましたが、年会費(23,100円)に見合わないと思います。
目指すMarriott Bonvoyのステータスは何?
Marriott Bonvoy Amexの一般カードは入会だけでMarriott Bonvoyロイヤルティプログラムの「シルバーエリート」を付与、年間100万円カード利用すれば「ゴールドエリート」を獲得できます。
この2つのエリート資格は、ハッキリ言ってショボイくてワクワク感はありません。その1ランク上の「プラチナエリート」の待遇とは雲泥の差があります。
Marriott Bonvoy Amexカードの発行を検討している方は”旅好き””ホテル好き”であり、これからきっと”マリオット狂”になる方だと思います。
プレミアムカードは入会だけでMarriott Bonvoyロイヤルティプログラムの「ゴールドエリート」を付与、年間400万円カード利用すれば「プラチナエリート」を獲得できます。
Marriott Bonvoyは「プラチナエリート」を獲得して始めて真の価値が分かる、ということね?!
その通り!
「ゴールドエリート」がゴール(最終目標)のような一般カードは、マリオット狂が持つカードではないのは明らかです。
Premiumではなく一般を選択するべき人は?
メインカード(あるいはサブカードでもよい)として年間150万円カード利用し
”旅好き””ホテル好き”ではあるが、マリオット狂にはならないように自制し、
年間1~2泊の無料宿泊・ポイント宿泊を楽しむことで”良し”とする方、でしょうか!?
”ホテル好き”ではあっても時間やお金の制約で多くの日数はホテル宿泊が叶わない方はいるでしょうから、強いて言えばこのようなタイプの方になるのかなー
あるいは、49,500円という高い年会費を払うのはイヤな方
それでも、年会費の差以上にポイントをたくさん貰えるプレミアムにした方がいいとアラ古希ファンキーオヤジは思います。
アラ古希ファンキーオヤジさんは、終始一貫してプレミアムカード推しね!
一般ではなくPremiumにすべき理由
年会費の差は直ぐに回収できる
年間150万円カード利用すれば、年会費の差26,400円は回収できます。
経済的合理性だけで選んでも、プレミアムに軍配があがります。
ワクワク感がまるで違う
獲得できるポイント等の経済的合理性でもプレミアムが上回っていますが、特典・優遇制度になるとその差は更に大きなものになります。
Marriott Bonvoyに入会したら、プラチナエリートを目指すべきだとアラ古希ファンキーオヤジは考えており、ゴールドエリートがゴールの建付けの一般カードに魅力を見出せません。
カードを発行し「さあ、こらからプラチナエリートを目指すゾー」とワクワクできるのが、このクレカの最大のメリットだと思う次第です。
入会方法
① Amex正式ホームページ
② ポイントサイト
③ 紹介
の3ルートがありますが、
最もお得は③ 紹介 による入会です。
ホテルの宿泊予約等、正式ホームページからの申込が最優遇されるケースが多いですが、Marriott Bonvoy Amexカードは「紹介」による入会が最もお得なのです。
↓↓↓詳しくは下の記事をご覧ください↓↓↓
まとめ
当サイト「アラ古希ラウンジ旅」では一貫してMarriott Bonvoy Amex Premiumカードを”ワクワクするクレカ”として推薦してきましたが、
検証の結果、それが正しかったことが証明されたのではないでしょうか?!
やはり、Marriott Bonvoy Amex一般カードは150万円決済すれば「年会費の元は取れる」けど、150万円も決済すのであれば年会費の差を考慮してもプレミアムのメリットが圧倒的に大きい。
また、ただ保有するだけでは、年会費の元を取れるサービスにはなっていないと言えます。
「プレミアムとの比較では勝る点は無い」と言っていいでしょう。
今後も当サイト「アラ古希ラウンジ旅」ではMarriott Bonvoy Amex Premiumカードを推薦し続けます。